ファッション・アクセサリ

いいファー

 昨日、11月20日は「毛皮の日」(イイ(11)フヮー(20))だったそうです。

今年も秋冬ファッション、どこもかしこもファーがいっぱいですね。
ファッション誌では、冬のゴージャス感演出の当然のアイテムとして確立しつつあるようです。
なんだかこの3~4年でずいぶんお店に並ぶようになって、お安く手に入るようになりました。
最近はこんなものにも!
(ウサギの毛皮の湯たんぽカバー)

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  大きさが大きさだけにリアルです・・
 

 
 

さて、できればgoogleやyahooで、「毛皮の日」と入れ、検索してみてください。
・・・と、広く毛皮を普及する毛皮協会と、"NO FUR"を掲げるサイトが出てくると思います。

興味のある方は、ぜひ両方のぞいてみてください。
ファーを買って身につけている方は、ぜひとも後者のサイトを見てみてください。
なおかつ、犬や猫を飼っている方は、後者の「犬猫の・・」を読んでみてください。

わたしは以前、いてもたってもいられなくて「それでも毛皮を買いますか?」という記事を書きました。
それ以来、ファーを身につけている女性を見るたび胸に押し寄せるこの思い。
あったかいから?かわいいから?ゴージャスに見えるから?ワイルドな女を装えるから?雑誌で「ファーで品格のある女に」と・・?

はたしてみなさん、ファッションのためなら動物たちが相当ムゴい仕打ちを受けてもしょーがないと思って買っているのでしょうか。
いやいや、そうじゃないんですよね、そんなつもりはない。
生産と流通の過程を知らない、または考えたこともないからなんでしょう。

(デパートのお洋服売り場にキレーにかかってる毛皮は、ウールなんかと同じく、動物から毛だけを刈って貼ってあると思っている方もいると聞いたことがあります。)
 

 食の偽装問題発覚が続く近頃、人間が手を入れたものは疑う余地があることを痛感します。情報が情報として機能していない時代。表示にウソつかれたらもうお手上げです。
ただ一方、逮捕された牛肉加工会社の元会長が言っていたことも一理あるなぁと思いました。
『安価なものばかりを求める消費者にも問題がある。』
消費者がおろかな生産者を育てたということでしょうか。
安いものにはワケがある。
結局は自分の目で見て、頭で考え、心で感じ、行動することが必要なんじゃないでしょうか。

 「表示」といえば、消費者にわかりにくい「煙にまく」系の表示ってありますよね、ウソではないんだけど、イメージさせにくいというか。
毛皮の素材表示を見ていてひっかかったのが、外国語表記化。
○「ファー部分:ラビット」
○「毛皮部分:うさぎ」

前者のほうがダイレクトに伝わらないと思いません?後者は思わずどきっとしそう。最近は「ラパンマフラー」(ラパンはフランス語でうさぎ)なんて呼ばれてるようです。
同じく「きつね」は「フォックス」。「あらいぐま」は「ラクーン」と表示されています。
これは明らかに意図的でしょうね。 
ちなみに「レッキス」のバッグ「チンチラ」マフラーなんかは動物の固体が小さいので相当な頭数が必要になります。(チンチラ工場!)

 そうは言っても、やっぱりファーは欲しいというあなた、フェイクファー(人工毛皮)というアクリルやポリエステルで出来た偽ファーを見直してみてください。
たしかに、毛並みとしてはリアルファーには劣ります。自然のものが優れているのは当たり前です。
でもね、じつはじゅうぶんあったかいんです。
私自身も内側全面アクリルファーのジャケットを持っていますが、ものすごい保温性でホカホカ。


以下は、ナイスフェイクファー!の例をあげてみます。

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  品質・機能性重視のカタログハウス『通販生活』より。

  女性用コート。内側全面がポリエステル&アクリルのフェイクファーが敷き詰められてます!

  美と機能、両方達成のモデルです。

 
 

 

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 フェリシモ(通販)より。
 もこもこバッグと耳当て。

 同じ通販大手のベルメゾン(千趣会)に比べ、フェリシモはフェイクファーが多くて、安心してカタログを見られます。
(単に価格帯が低いだけ?)
 

あなたもフェイクファーを選択してみませんか?

 

毛皮協会「ファーとともに豊かで優しい理想社会の創造を願っています。
“ふわふわ”としたファーの感触、やさしい温もりは人々の心を思わず和ませてくれるものです。
もし、私たちの日常の隅々にまでファーが使われ、親しまれるようになれば、
人々は癒され、より優しく豊かな気持ちになれるのではないでしょうか。」
 (「日本毛皮協会HPより)
と書いています。
「豊かで優しい」・・、「心を和ませてくれる」・・・。。

まだまだ毛皮を買いますか?

  

Photo

  

 

 チラ

 

 

 

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セイル

 新年おめでとうございます。

 見てくださっている皆さん、昨年はありがとうございました。
コメントを入れてくださる方々、やる気にさせていただいております。ほめ上手な親のよう。本当にいつもありがとう。
今年もぼちぼちと、特に他人の人生では重要でないことを書いていきますので、パソコン開いて用事が済んで余力があれば読んでいただけるとうれしいです。

 
 お正月だというのに、昔やっていた凧揚げも書初めもせず、セールに出かける自分が悲しい近年。
 福袋がほしいわけでも、洋服をばかばか買う人種なわけでもないのに、どうしても気になって行かずにはいられない庶民乙女心。気がついたら伊勢丹へ向かって、新宿の地下道をワシワシ歩いているのでした。
 いったいどこからあんなにたくさんの女が集まってくるのでしょう。
競馬場のほとんど男!とのバランスを保つように、やはり集まるところには偏って集まる。
こぼれた砂糖に群がるアリ(虫のほう)のように行列をなし、ひとつところに密集して、獲物に端から喰いついてねばるねばる。

 それにしてもスゴかった・・。新宿伊勢丹の混みようは。。
あちこちの商品にしっかり視線を走らせつつ、その上、混み混みな通路を人の合間を縫って進む新年の買い物戦士たち。かなり神経のいる状況です。それができる(私を含めた)セール時期の女子たちはスゴイですよねぇ。
一番混んでいる売り場なんかだと、通路という通路に人が隙間なくうごめいていて、みんながうまくちょっとずつ移動している。決して目が合わないように、じょうずに左右前後の人の動きを予想しながら、譲りつつ譲られつつ、自分の見たいアイテムへと確実にたどりついているのが不思議です。

 いつも気の毒だな~と思ってしまうのがセール時期の店員さん。特に靴売り場ですよ!
 靴ってみんながひっきりなしに試着をするから、絶えず彼らは「あの、すみません~」と声をかけられている。「これの23.5は~・・」とか5ミリ単位の客の需要に応え、ニコニコと靴の箱を持って人の合間を縫い、他の客に気を遣いながらもさっき覚えた客の顔に向かって突き進む。たどりつくと客の足元にかしづき、目の前で他人の足の脱ぎ履き現場の空気を吸う。客が試着して鏡をみてウロウロ歩いてみたりする間もじっと待つ。そして大抵は「ん~ちょっと・・やっぱりいいです」とか言われ、また箱を持ってしまいにいく。
 なんか、たいへんな仕事ですよね~。
特に伊勢丹の異常な混み具合のセール時の靴売り場には、わたしは勤めたくないかも・・。

 今までのところ3日ほど各所セールに出かけて行ってるけれど、各日とも1アイテムくらいしか獲得せずに、疲労感を持って帰ってくるわたし。
 普段空いているときにゆっくりと買い物をし、定価でもほしいものを買える自分になりたいのはやまやまなのですが。。小市民。

 

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 おめでとうございます!

 いぬどし終わりましたが、

 今年も露出します。

 飼い主バカにお付き合いおねがいします!

 

 

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ビクーニャ

 アンデスの黄金、ビクーニャの話です。

 Animal Planetで観たビクーニャという動物。この地球には多種多様な生物がいて、それぞれいろんな顔カタチをしているけれど、ひと目みて息を呑む可愛さの動物たちがいます。ヤマネ、ゴマフアザラシ、皇帝ペンギン・・・
このビクーニャもハッとしてほんわかするルックス。ラクダのように鼻と口元がもにゃっとしていて、キリンのように黒目がちでマツ毛がぱさっと。耳はツンと立ってピコピコとよく動くこと。小鹿のように細くてしなやかな肢体で高地をたたたと駆け巡ります。無口で純朴そうでとぼけたその佇まいは、バカだけど素朴な、ダサカッコイイ田舎の中学生男子のよう。

 彼らは南米・アンデス山脈の高地に住むラクダ科の動物です。寒冷地域のため、その体には細かく柔らかい上質の毛をまとっています。アルパカよりもカシミヤよりも更に更に細く肌触りのよい(らしい)この最高級の毛は、10世紀インカ以前の文明から布地として利用されていました。
 そう、すばらしい体毛を持ったがために、悲しい運命をたどるのです・・・。

 15世紀までは「聖なる動物」とされ、皇族のみが身に着ける布地であり、傷つけられることなく毛を刈られ、平和に暮らしていました。
 しかし、1532年、スペインの侵略者が上陸した頃から悲劇が始まります。彼らはビクーニャを殺しまくり、毛織物を自国へ持ち帰りました。乱獲の開始です。19世紀のヨーロッパでビクーニャの毛織物は注目を増し、需要が高まったせいでアンデスの人々までもがビクーニャを殺し始めました。16世紀に25万頭いたビクーニャは1964年には5000頭にまで減りました。これは大変(と思ったかどうか)、ペルー政府は1975年にワシントン条約(野生動物の取引に関する条約)に批准し、ビクーニャの保護にとりかかります。個体数が増え始めると、政府はビクーニャの「合理的利用」を始めます。アンデスの人々に毛刈りを許可し、低収入の国民の収入源とするのです。一応ワシントン条約でも認められている「チャク」という捕獲と毛刈りの方法を用い、傷つけることなく毛だけを手に入れるのです。これはインカ帝国時代も行っていた方法で、多数の人間でビクーニャを囲いの中に追い込み、捕らえて毛をハサミで刈り取ります。そうは言ってもまさに半野生半家畜。一頭の毛刈りは2年に1度、そのため耳に印(タグ?)をつけられちゃってます。そんな大切なペルーの宝は常に密猟者に狙われています。自国の象徴と収入源を守るために保護監視員が武装してひと晩中監視しているそうです。
 こうして手に入れた貴重なビクーニャの毛は、加工する企業に売られます。他の毛織物よりもはるかに手のかかる工程を踏み、1mの織物を作るのに、な、なんと3ヶ月もかかると・・・!この希少価値+途方もない手作業が世界一高い毛織物の理由というわけです。
 このビクーニャの毛については、2003年までは専売制度が存在していました。限られた企業が品質や純度にこだわった高級品として取り扱い、その価値を下げないことがビクーニャの保護につながっていたのだそうです。しかし2003年12月より専売制度が廃止され、原毛の取引が自由化しました。そうなると、人間の欲望のレールに乗っかります。

→自由化→経済効果→利益の追求→過剰な需要→無理な繁殖

 

 主な顧客はフランスや日本の高級店だそうです。

 近頃の毛皮製品のように安値で流通しないことを祈るばかりです。そんなに肌触りのよいビクーニャの毛織物ならば、きっと日本人は飛びつくでしょう。結果、乱獲や無理な家畜化や生の拷問につながるのでしょうね。
ビクーニャにはのほほんとした高嶺の花でいてほしいものです。

 つけたし。
 ワシントン条約は動物を保護する条約という印象が強かったけれど、よくよく読んで考えてみると、絶滅を恐れているので、個体数を安定させることに夢中なのよね。「アフリカゾウはだいぶ増えてきたから、象牙、そろそろ獲ってもよーし!」って・・・。日本人、多いから拉致されてもよーし、って言わないくせに。。。。
 よく思うのだけど、人間は他の動物のことをその一個体一個体ごとの命で見ずに、種で見る。種が安定していれば犠牲になる個体がいても仕方がないと。たくさんいるからちょっとくらいだいじょうぶと。でも、自分たち人間のことは、個体ごとの命を重視する。かけがえのない存在と言う。健康な犬は殺しても、生まれつき心臓に異常のある赤ちゃんは決してあきらめずに生かそうとする。これって人間だけのような気がします。

 

Animal Planetを観ていてたびたび目にするこの英文。ときどき肝にめいじて。

When the buying stops,
the killing can ,too.

 

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紅筆

あ、そうだ、買わなきゃ。
渋谷のTHE BODY SHOPに入るやいなや、店員さんに

「紅筆どこですか?」

と聞いた私。店員さん、一拍おいて「こちらでーす」と案内してくれました。

はて。。。なにも考えず口をついて出てきたけれど・・・
紅筆(べにふで)」っていわない?みなさん。

家に帰って母に、これのこと何ていう?
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て聞いたら、みごとに

リップブラシ」。

や、や、やばい。
時代背景も見た目もモロ昭和なこの母でさえ「リップブラシ」。
リップブラシ
べにふでは死語か・・?もはや舞妓はんの「白粉に紅さす」世界でのコトバ?ダイヤル式の電話を見たことがない今どきの小学生たち(穴のとこ押しちゃうらしいですよ!)には通じない単語になってしまうのか!?

 それでも「紅筆」という音韻に、キュンと大和撫子の冴えと魂を感じてしまうワタクシです。

 
 ところで、ちょっと前までは特にピンとこなかったけれど、ここ最近は「天然毛」の化粧筆に一歩ひいてしまう今日この頃。
「イタチ毛100%」とかってよく考えると、イタチ養殖場・・?やっぱり羊さんみたいに毛ェ刈るんじゃなくてぇ・・・・・・・・・
以前書いた中国の毛皮養殖場が脳裏に浮かぶのでした。(T-T)
 ネット検索ではそれについての記述は毛皮より少なく、確実なものはなかったのだけど、とある掲示板で某ブラシメーカーの回答を記しているページがあったので(ただし2001年時点のもの)、引用させていただきます。興味ある方は読んでみてください。なかなかないので。
そんなこと考えたくもない人はこちらでさらば。

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 筆先の原料は大きく分けて1獣毛、2合成繊維の2通りあります。
2の合成繊維はPBTが主な原料でナイロンではないのですが一般
にはナイロン と呼んでおります。
1、獣毛メイクには多く使われている順に1,馬(ちぃっちゃな馬のポニ
ーでは ありませんがポニーと呼ぶこともあります)2,山羊、3,リス
の仲間、4,イ タチ、テンの仲間、5,狸、ムジナの仲間、珍しいもの
で牛の耳の毛、猫なども使います。
 お察しの通り筆になる毛はウールのように活かしたまま刈り取らず
毛皮から抜 き取ります。つまり殺さないと良質の毛はとれません。
 馬、山羊などは食用、皮用(靴やレザーの製品用)、リス、イタチ、
狸、ムジ ナなどの仲間は、毛皮用、皮用(同上)への利用のため
主に中国やヨーロッパで 屠殺されます。多くは食肉、乳製品のため
家畜として工業的に飼われているもの や毛皮、皮の取得のため養
殖されたものです。天然物は最近では取る人が経済的 に合わない
のでほとんど手に入りません。 メイクに使用する毛としては馬、山
羊、狸、ムジナたちの毛は用途によっておよそ全身の毛が使われて
います。リス、イタチは、ほぼ尾(しっぽ)のみです。 いずれも皮をと
った後に必要のないしっぽや皮についている毛が筆、刷毛のたぐ

の材料になります。

結論からいいますと二次利用のため毛を取るために殺してはいませ
ん。しかし殺さなければいい毛はとれないということですので、間接
的には殺しているといえるかもしれません。
 品質からいいますと残念ながらパウダーやチーク、シャドーの一
部、リップなどは合成繊維では遙かにリスや山羊の良いところ、イタ
チやムジナの獣毛にはその品質で劣ります。
今後につきましては毛の安定供給の面などからも合成繊維の開発
はそれなりに進んでいます。ただし石油を使って精製する合成繊維
の方がかえって環境を汚しているとの見地から逆に自然に近い動物
の毛の方がよいとの考え方も一部にはあります。直接命を奪うのか
環境悪化などで間接的になのかいろいろな考え方があり特に海外
の化粧品業者さんやメーカ内ではずいぶん議論されていると思われ
ます。難しい問題だと思います。長くなり申し訳ありませんでした。
ご参考になれば幸いです。

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 はじめの「獣毛メイク」という単語にちょっとウケてしまいました。
リスやイタチなどの小動物については、毛皮と同じ状況ですね。
 我々は「自然のもの」「天然のもの」という言葉を聞くと、合成のものより良いものと思いがちですが、動物に直接ひどい苦痛を与えることを本当に選択すべきなのでしょうかね。
 化粧筆に限らず、画筆だって同じです。私も書道教室で筆を使います。文化と名のついたものは今後も爆走しつづけるでしょう。今の世の中では地球の原点に立ち戻ることは困難です。
 しかし食肉用の家畜の毛はまだしも、「フェイス・チークが決まる!最高級品のリス毛」は要らないかなぁと思いました。
「ぼのぼのちゃんっ いぢめるっ?いぢめるっ!???」「えぇぇぇ~~っっ!!!」のシマリス君に今夜の夢の中でいぢめられそうです。

ちなみにTHE BODY SHOPORIGINSのブラシは合成繊維のみだそう。さすが。
 

Photo_67 

 
 

 わが家で最高級のアリ毛。

 

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