こぶ子 ②
前回のアリ子のこぶを心配してくださった方々、その後のご報告が遅くなりましてごめんなさい・・・。①があったら②はありますよねぇ普通。あはは。
『化膿性肉芽腫性炎症』
それは、免疫異常の病気なんですって・・・。
前回、アリの胸にできたこぶがそういった名前の炎症であり、悪性腫瘍ではなかったことに胸をなでおろしたのもつかの間、新たに同じようなこぶが背中から発見されました。
さらにはおしり部分にもっと広い範囲の膨らみが急に現れた。飼い主の胸中は穏やかではありません・・。
行きつけの病院に駆け込むと、先生は首をかしげてアリのおしりをなでまわし(失礼、触りまくり、)、ひと声。「あんまり心配いらないんじゃないかな、もうちょっと様子をみましょう」
えええええええ
心配だしょ~~~。。ふくらみの正体はなに!
こういう時の飼い主側のアクションとしては、セカンドオピニオンを求めに別の病院にも行ってみる、ていうのがあります。
動物病院というのは、人間の病院以上に診断も処置も値段もバラバラなのです。
どの病院を選ぶかというのは、飼い主の考え方次第。
対応がすごぉくよくて話もきいてくれて、すぐに検査もし薬も出してくれるいたれりつくせり(結果、膨大な費用をかけたり・・)の病院を好む人もいれば、あんまりべたべたせず、最低限の診察や必要処置だけをしてくれるところがいいわ、しょせん動物だし、って人も。
口だけ達者で手術がヘタな獣医もいるそうですし。最近は動物病院の医療ミスの訴訟の話も増えてきましたね。時代ですね。
我が家は安心のため、セカンドオピニオンを求めに、以前かかったことのある大きめの病院に連れていくことにしました。
初めの病院でしてもらった病理検査結果も見せ、かくかくしかじか、とくにおしりのこぶが大きくて心配です、と伝えると、じゃあそこについて、院内での顕微鏡で簡易検査をしましょう、とのこと。
結果・・・前回、病理検査で出た『化膿性肉芽腫性炎症』とおそらく同じでしょう、と。
やはりその不安な名前のですか、でもガンじゃない、と。。フー。
この先生は、犬の病気図鑑の該当ページを見せてくれました。
(これって飼い主としては安心ですね。治療方針の裏付けを提示してくれるってことです)
免疫の病気で、特に原因は今のところ不明。
食べ物やアレルギーからきているわけではない。一生付き合っていかなくてはいけない可能性も。
ごくたまに見られる病気だが、そう多くはないようで、原因不明って・・いわば難病・・?ううっ
治療としては、抗生剤とステロイド(!)を投与し、炎症を治めるのが一般的だそう。
「ステロイド」っていうとコワい薬という印象がありますよね。
どうしても「=副作用」というイメージが。
副腎皮質から出るホルモンと同じ働きをする薬で、長期投与は危険!!!と書かれています。。。調べると。
なぜなら、外から投与しすぎると、自分の副腎が自前のホルモンを出さなくなり、いずれその働きが停止してしまうことになるそうです。
ただし、その反面、使い方さえ気をつければ病気の症状を抑える効果はテキメン!!(人間も同じですよね)だそうで、アリの場合、免疫抑制や炎症を抑えるのには、ステロイドがベストと獣医さんはおっしゃいます・・・。
特にうちの姉は心配性なので、ネットで隈なく調べまくり、ますます不安に。
しつこいほどその安全性をプロに確認したいっ。
「投与期間と量をコントロールしますので安全です。ステロイド自体はいい薬です。」と動物のお医者さんである彼女は静かに主張する。冷静に我々を見つめるその落ち着いた眼。内心この飼い主らの心配症さにイラっときてたかも~・・。
で、ひとまずはステロイド初体験犬に。
お薬の入ってる袋。
イラストが秀逸。 いい趣味してますね~
背中にできたおでき(写真は幹部を剃った後!)はお腹のほどふくらんでおらず。
すぐに穴があいて少し膿みのようなものがジュクっと。
なおれなおれなおれ
ハゲてもなんでもいつもどおり、我が道をテッテッテ・・
さて、おっしゃるとおり、ステロイドの効果はすごい。
3日ほどで、炎症具合も、腫れもかなりひいてきた。
胸のひょうたん池も氷が張りました。
ただし、ステロイドの副作用として有名なとおり、お水の多飲、そして多尿がすごい!
ごくごく飲んで、ジャージャー出す。
飲み会のビール好きですね、まるで・・。飲んでは出す!もったいな。
そして、おしりのふくらみもみるみる小さくなり、アリの引き締まった小尻が戻ってきました。
もともとステロイドにハラハラしている我らは、炎症が治まってきたのを目にするやいなや、勇んで病院に駆け込み、「どうでしょう・・?ステロイドの量は今後・・?」。
獣医さん、「はいはい、最初に大量投与しましたからね。だいぶ治まってきましたので量を減らしましょうね」
このスゴイ薬、これより、四分の一量へ。
ひとまずホ。
ほら、こんなきれいになってきた。
かさぶたがとれました。
心なしか池の周囲に徐々に草も生えてきました。
今回、ステロイドのおかげで治まりましたが、今後も再発の可能性は十分あります、と獣医さんのせつないお言葉です。
日常生活で特に気をつけることはありません、この病気に効く食べ物やサプリメントも報告されてないとのこと。
ああ、無力な人間よ、世の中愛情だけではムリなことも・・・しくしく。
ただ、つくづくよかったと思うことは、アリ自身に特に自覚症状がなさそうなこと。
しゃべれない動物が苦しんだり痛がったりする姿というのは、たまらなくツラいですからね。
脱「こぶ子」後のおやつがウマイ!
・・とは別に思ってないでしょうが。
がしがし、もりもり。この後の水がまたウマイんだな
あー、そろそろ小さいほうが出そう~。
最近トイレが近いのは年かしらね・・
えい一気食い、がりがり。
さてさて、これまでの進捗は上のとおりですが、7月21日現時点、新たな4つめのこぶがまた右おしりに。
まだステロイドはごく少量飲みつづけている状況です。徐々に小さくなってきましたが豆粒大のしこりとなって、おしりに在中です。
明日、かかっている動物病院に皮膚科の専門の先生がくるそうなので、診てもらう予定となっております。
これから、どうなるでしょうか。こぶこぶだらけのぼこぼこビーグルにはさせたくないし、ステロイドさんとこれ以上仲良くおつきあいもしたくない飼い主です。
これは外用薬の袋。
いや、もう、このセンスに脱帽。
| 固定リンク
「ペット」カテゴリの記事
- ハゲ子(2008.09.26)
- 夏のおいしいイベントといえば(2008.08.24)
- こぶ子 ②(2008.07.21)
- こぶ子 ①(2008.06.21)
- 高齢者とペット(2007.11.01)











コメント
よかったねー。心配だったねー。
ほんと、よかった、よかった。
投稿: 木曜の女 | 2008年7月21日 (月) 23時49分